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衛生十二字歌

えいせいじゅうにじか

紙本墨書/袋綴/縦20.5×横14.2/明治7年(1874)以前

 鈴木大拙の父・良準(1822〜76)が子どもたちのために著した衛生論。子どもたちが調子よく唱えられるように、一区切りが12音(仮名書きすると12字)となっていることから「十二字歌」と命名したものである。「穀物食ハ燃素トテ 吾ガ身体ヲ温暖ニシ」と始まる。内容は緒方洪庵(1810〜63)の次男である緒方惟準(1843〜1909)が書いた『衛生新論』をもとに書かれたものである。鈴木家では、毎朝子どもたちがこれを暗唱していたといわれている。大拙によって『修身十二字歌』と一緒に綴られ、桐箱に収められている。

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